就職氷河期世代「年金額月5万円未満」の衝撃…議論進まぬ無年金、低年金問題に悲痛な叫び
国会質疑を見ても、就職氷河期世代の無年金、低年金問題はしょっちゅう議論されてきたが、結局、何ら解決策が示されないまま今に至る。
政府は氷河期世代を正規雇用労働者として雇い入れる事業主に対して「特定求職者雇用開発助成金(就職氷河期世代安定雇用実現コース)」を支給したり、「就職氷河期世代活躍支援都道府県プラットフォーム」を活用した支援を行ったりしているものの、まったく状況は好転していない。
《今の若い世代は初任給も多いが、バブル世代の「働かないおじさん」との間にいる俺たちは給料も増えず、つねに苦しい》
《この議論になると必ず自己責任論が出てくる。俺は努力して正社員になったとか。でも、それ以外の人は頑張らない奴なのか。違うだろ》
《月5万円未満の年金じゃ暮らせないよ。国がもう少し早く対策してくれたらな。出生率も改善したのではないかな》
氷河期世代が本格的な老後を迎え始める10年後、日本社会はどうなっているのだろうか。
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ただでさえ受給額は減らされ、支給開始年齢の引き上げもささやかれる年金制度……関連記事【もっと読む】【さらに読む】では、あの手この手で年金生活者を苦しめる政府の姑息な手法を問うている。