【気象予報士が解説】6日間で4つ「台風大量発生」のワケ…お盆のUターンラッシュ直撃も
「発生してから発達する間もなく日本に接近するため、勢力はあまり強くなりません。しかし、台風5号のように東北地方などの米どころを直撃する可能性があります。ただでさえコメ不足の状況ですし、収穫に向けた大事な時期ですので、影響が心配されます」(太谷智一氏)
■秋は大型に発達の可能性
今月下旬にかけ「モンスーンジャイア」はいったん収束するというが、秋にも不安は残る。
「今年は平年と比べて日本周辺の海面水温が高く、台風が発達しやすい状況です。秋に発生する西日本まわりの台風が海上などで勢力を強め、大型台風となって上陸する可能性があります」
台風シーズンは始まったばかり。今年も警戒が必要だ。