今さら聞けない…大雨・ゲリラ豪雨・台風での避難の仕方と「6つの疑問」
お盆休暇が明けても不安定な天候は続いている。東北地方では雷を伴った強い雨に警戒し、東日本や西日本も局地的な豪雨に注意が必要だ。今後、台風が直撃するケースも考えられる中、実際に大雨が発生し、いざ避難するとなった場合はどのようなことに気を付けるべきなのか。
◇ ◇ ◇
①ゲリラ豪雨は気配で察知できるの?
都市部は、ヒートアイランド現象がゲリラ豪雨の発生をしやすくしている。ゲリラ豪雨をもたらす積乱雲は、ダウンバースト(下降気流)による突風や雷、ひょうといった厄介な気象現象を引き起こす。ゲリラ豪雨は察知できるのか。
「ゲリラ豪雨の発生の前兆として〈急に真っ黒な雲が近づいてくる〉〈雷鳴が聞こえる〉〈稲光が見える〉といった天候の急変が挙げられます」
こう説明するのは日本気象協会。気象庁などによる警報・注意報の発表はもちろんのこと、日ごろから空を見上げる習慣を身に付けておきたい。他にゲリラ豪雨の前兆としては「急に冷たい風が吹く」ことがある。肌寒くなったら要注意だ。