小池知事は今年も朝鮮人虐殺への追悼文出さず…式典主催者が怒りの異議申し立て

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「二度手間だと考えているのか!」

「(大震災時に)虐殺されたという人数に関してはいろいろと議論があるのは承知していますが、“虐殺があった”ということは歴史的に証明されています。歴代の知事も慰霊堂における大法要に出席した上で、個別に朝鮮人犠牲者に対しては、“人の命を直視し、追悼の意を述べて世代を超えて語り継いでいかなければならない”と語ってきました」

 そうした継続性を「個人の思考、事情でもって突然変えるのはおかしい」と宮川氏は言う。個別に出すのは「二度手間」だと小池氏が式典を軽んじているように見えるからだ。

「(これまでの歴代知事の)経緯を踏まえると、小池さんには“歴代の知事も二度手間をやってきたのですか”と聞いてみたいです。8月23日に実行委員会があるのですが、そこで提案をして、手続きを踏んだ上で、実行委員会の意思として抗議文は送ろうと思っています」

 3期目に入っても小池氏は変わらないのか。

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事『小池都知事の剥離骨折はなぜ起きた? 神宮始球式で左膝グニャリ…元中日チームドクターが解説では、小池氏の剥離骨折の背景について詳報している。

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