これが裏金議員50人の選挙区だ! 焦る石破自民「非公認」「比例重複なし」に方針転換も戦況悪化は加速【一覧表あり】

公開日: 更新日:

小選挙区で負ければ、比例復活できず「落選」

 そして、残りの裏金議員は処分を受けていなくても、不記載の金額にかかわらず全員、比例代表への重複立候補を認めない。つまり小選挙区で負ければ、比例復活できず落選だ。

 比例単独での出馬を予定していた3人の扱いは未定だが、比例下位に回るか、出馬断念に追い込まれることもあり得る。

 週末にバタバタと方針転換したのは、「衆院選の党の情勢調査が酷く、このままでは自公過半数割れの恐れもあるという結果だった」(自民党関係者)ことが理由だとか。

 もっとも、予算委員会を避け、能登の被災地を置き去りにした党利党略の“裏金隠し”早期解散に、今さら世論の「納得と共感」が得られるわけない。裏金議員を一部非公認にしても石破自民が進むのはいばらの道だ。有権者は裏金議員の選挙区をしっかり確認しておきたい。

  ◇  ◇  ◇

 石破内閣で初入閣した伊東良孝・地方創生相の「政治とカネ」の問題が、日刊ゲンダイの調べで発覚。早くも“身体検査”不足が露呈する格好に――。●関連記事『【もっと読む】独自・石破内閣に早くも「政治とカネ」醜聞! 伊東良孝・地方創生相に政治資金使途隠蔽が発覚』で詳報している。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…