著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

「大阪・関西万博」電子チケット購入の煩雑さは高齢者にはハードルが高すぎる

公開日: 更新日:

 しかも「いつでも1回」とか「何回でも」と書かれても好きな時に行けるのではない。いつ行くかを予約しなければいけないのだ。

 そのために、万博IDというものを作らなければならない。クリックすると、氏名、生年月日、メアド、電話番号などを聞かれ、本人確認のための生体認証やワンタイムパスワードができるように設定する。

 要するにチケットは演劇のように前売りを買えば送ってくる紙チケットではない。全て電子チケットで、本人確認できる端末が必要。つまり、スマホかパソコンは必須。いやこれは高齢者にはハードルが高いだろう。

 さらに万博IDは入場する人間一人一人が作らなければいけない。家族全員のIDを作るのはもうかなり面倒くさい。

 これだけではない。チケットを買うとチケットIDが送られてくる。これを使って入場する日を予約しなければいけないのだ。

 ああ、もうやめた。私はこの段階で嫌になった。

 さあ、これで入場日が決まっても、今度は各パビリオンを個別に予約しなければいけないのだ。しかもそれが抽選。まあ、予約なしで入れる施設もあるみたいだが、自由度はかなり限定される。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された