改正大麻取締法が施行され「正規」と「不正」使用を明確化…若者にしっかり教えたい“激変ポイント”
■医薬品としての使用が可能に
そのほか、改正された大麻取締法では、医療現場などで幻覚作用などを起こす有害成分以外の大麻由来成分を医薬品として使用することも認められた。
「大麻取締法では大麻草から製造された医薬品については一切用いることを禁じていましたが、大麻の成分の中に医療用途があることが分かり、海外などでは大麻由来の医薬品が承認されています。日本においても『難治てんかん』患者に対する既存の薬品よりも大麻由来の薬品の方が効果があることなどから、法改正にあたって、大麻由来の薬品の規制を削除することとなりました」(前出の担当者)
一説には、より強いドラッグへ移行することなどから「ゲートウエードラッグ」とも称される大麻。法改正により“正規使用”と“不正使用”が明確化され、若者らの薬物依存の蔓延に歯止めがかかるかもしれない。
◇ ◇ ◇
かつて大麻取締法違反で逮捕された俳優のいしだ壱成が当時を振り返り衝撃告白。●関連記事【もっと読む】『いしだ壱成が衝撃の告白!人気絶頂から転落のきっかけ「大麻所持逮捕」は罠だったと』は必読だ。