中1女子に2万円渡し性的暴行…逮捕されたロリコン維新元議員・椎木保容疑者は小中高の元教員

公開日: 更新日:

 椎木容疑者は2012年から衆院議員を2期務めたが、もともと教育現場の仕事に携わっていた。

 東海大時代、新聞配達をしながら教員免許を取得。卒業後、山一証券に入社した。その後、茨城県鹿嶋市で公立小中の教員を務め、私立高校では元高校球児の経験を生かし、野球部監督として甲子園を目指した。鹿嶋市教育委員会課長補佐を経て、同市国保年金課副参事として行革や年金業務を担当していた。

 46歳の時、橋下徹氏らが立ち上げた「日本維新の会」の政治塾に応募。千葉13区から出馬し、比例復活で初当選した。その後、大阪2区に転身。15年に大阪市長選に出馬した吉村洋文衆院議員(現大阪府知事)の辞職にともない、繰り上げ当選するも、17年の衆院選で落選した。

 21年の衆院選で返り咲こうとした際には<教育現場に身を置いていたからこそ、成し遂げたい思いがある><家庭の経済格差の解消。学ぶ意欲がある子が経済的理由で断念しないようにしたい>と意気込んでいたが、比例復活もかなわなかった。

 中学生になったばかりの少女を現金で釣り、幼い体をもてあそぶとは、元教育者、国民の代表としてあるまじき行為だ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース