ベルギーに逆転勝利! 日本代表「劇的大変身」3つの秘密

公開日: 更新日:

「しかし、左サイドばかり攻めても強豪には通用しない。そこで本田が音頭を取って、新しい攻撃パターンをザックに直訴して認めさせたのです」(サッカー記者)

 端的に言うと「本田と香川、ボランチが効果的にポジションを変え、多くのパスコースをつくることでチャンスを広げていく」「左に流れてのプレーが多かった本田が、意識的に右サイドでプレーする」の2点である。

 ベルギー戦での柿谷のゴールが、まさに「選手発案の得点パターン」だった。ミスから失点して迎えた前半37分。右サイドで本田がボールをキープ。攻め上がった右SB酒井宏樹(23)にパスを送る。酒井のクロスに柿谷が長身CB2人の間に割って入り、ヘディングシュートをぶち込んだ。

 本田が「右サイド重視のプレー」に専念するようになったのは、16日のオランダ戦から。この試合で本田が相手エリア内で出した「パスの半数以上が右サイドから」。それまで右サイドからのパスは「3割前後」。左サイド一辺倒から右サイド重視を徹底することで相手DFを混乱させ、ゴールを奪おうというプランが奏功したのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した