決勝アシスト! ミラン本田を発奮させた“ライバル”の加入
2分間の逆転劇にミランベンチは騒然。本田は右コーナー付近にいたミランのスタッフ3人にガッチリ抱き締められ、ついついニガ笑いである。
■ガーナ代表MF獲得はむしろプラス
「本田が好プレーを連発したのは、ライバル加入に発奮したから」と、某サッカー関係者が言う。
「プレミアの強豪チェルシーで出番を失っていたガーナ代表MFエッシェンの加入が決まり、ボランチのレギュラーとして次節トリノ戦から先発出場が予定されている。エッシェン加入でカリアリ戦でもボランチで先発したイタリア代表MFモントリーボが、本田のプレーエリアである2列目にコンバートされてポジション争いが激化すると日本でもイタリアでも報じられた。しかし、セードルフ監督から高評価を受けている本田の地位が揺らぐことはなく、エネルギッシュなプレーで相手攻撃陣をなぎ倒していくエッシェン加入で本田は守備の負担が大きく軽減され、今まで以上に攻撃的にプレー出来る。今回の移籍は本田にとってプラス。それがカリアリ戦での好パフォーマンスにつながったのです」