SP世界最高点 完成度増したキム・ヨナの円熟味と安定感
キム・ヨナは「フィギュアはスポーツであると同時に、芸術的な面があるのが好き」と話している。得点こそ78点台を出したバンクーバーに及ばなかったが、ソチで円熟味と安定感を増した演技を見せた。
キム・ヨナは演技後、こう語った。
「練習のときは少し緊張した。やれるかどうかわからなかったけど、自分を信じてやりきりました。ショートプログラムが終わったときは、夢の中にいるようだった。ホッとした」
2位のソトニコワ(ロシア)、3位のコストナー(イタリア)とは僅差だが、実績では一日の長がある。カタリナ・ビット(旧東ドイツ、84年サラエボ、88年カルガリー連覇)以来の2大会連続金メダルのお膳立ては整った。