気取るな!首相とサッカー選手のこっ恥ずかしい共通点
■「ベンチがアホやから」で済む野球
パフォーマンスだのオファーだのと横文字を並べたのは(わたくしの記憶では)中田英寿が最初ではなかったかと思う。彼以来、欧州に買われるサッカー選手は右へならえ。つられて金髪に染めたJ1どもまでが、「オシムのやりたいサッカーはぁ」とか「ザックの決めることだシ」とか平気でコくようになった。選手が勝手にグローバル化して金髪に染めるも、観客は「ジャパニーズオンリー」と横断幕を揚げたり、ザマぁない。それを「レッズはチームとしてコンプライアンスやガバナンスに問題がある」と評する横文字かぶれメディアもある。気取るなバカモノ!
その点プロ野球は分かりやすい。「元メジャーリーガー」を「助っ人」。「キャッチャーフライ」を「捕邪飛」と記す。ましてや「チームのガバナンス」という横文字の解読に時間をかける必要もない。
「ベンチがアホやから」で済むのだ。野球が国際化されない理由はここらあたりか?