防御率0.00…元巨人の一岡が「広島で大変身」の秘密

公開日: 更新日:

■課題はシーズンを通して投げるスタミナ

 広島移籍後、環境がガラリと変わった。若い選手が多いチームで水を得た魚になった。キャンプ視察に訪れた松田オーナーが「巨人が悔しがってくれたらいいんだけど。桃井さん(巨人球団社長)に“ありがとう”と言わなきゃならん」と大絶賛。オープン戦で結果を残し、中田、永川勝、ミコライオという鉄壁のリリーフ陣の一角を担うまでに。

「巨人時代の一軍登板数は13試合だったんです。(早くも)カープでそれを上回ることができて、本当にうれしい。今は、調子のいい時も悪い時も、チャンスをもらったら、とにかくここを抑えたら自分は投手としてやれる! もっと成長できる! と強く思っている。目の前の打者に集中して投げられていると思います」

 今後の課題は年間を通して投げるスタミナだろう。一岡は一軍で1年間投げ続けたことがない。山内投手コーチは「先発投手との兼ね合いもあるが、使い方は考えていく必要がある。連投をなるべく避けたり、ブルペンの球数を減らしたり、状況に応じて調整しながらやっていく」と言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭