今季3度目先発直前 メッツ松坂が語る「起用法への適応」
かつては「1億ドル右腕」として全米の注目を集めたメッツ・松坂大輔(33)が厳しい立場に立たされている。今季は4月16日にメジャー昇格。主にセットアッパーを務めているものの、使われ方は流動的で、先発、抑えでも登板している(18試合で2勝0敗1セーブ、防御率3.21)。10日(日本時間11日)のブルワーズ戦で今季3度目の先発マウンドに立つ松坂を遠征先のサンフランシスコ(AT&Tパーク)で直撃した。
――今季は起用法が定まらず、調整は難しくないですか?
「難しいというか、今までずっと先発をやってきたので。今年はメジャーに上がってからしばらくはリリーフがほとんどでしたけど、慣れてないからですかね。先発の時みたいに決まったルーティンがあって、準備するわけではないので、常にイレギュラーなことを想定しながら準備しないといけない。大変なのはわかっていましたけれど、中に入って改めて、リリーフって大変なんだなと思いました」
――ここ数年は平坦な道のりではなかったと思いますが、何を励みにしていましたか?
「それは、今言うことではないと思うので(笑い)」