メッツ松坂 打球直撃でうずくまるも3勝目で復調アピール

公開日: 更新日:

 メッツ・松坂大輔(33)が力感を取り戻した。

 10日(日本時間11日)のブルワーズ戦に今季3度目の先発。6回を3安打1失点、5三振、4四死球で今季3勝目(0敗)。先発としては2つ目の白星を手にした。

 もっかナ・リーグ中地区首位をひた走る好調なブルワーズ打線を相手に真っ向勝負を挑んだ。立ち上がりから直球主体の組み立てで、毎回のように走者を出しながらも踏みとどまった。一回、2四球で2死一、二塁とされながらも5番A・ラミレスを150キロ近い直球で詰まらせて左飛。五回は先頭打者を四球で歩かせながら、続くブラウンを148キロの速球で一ゴロ併殺。リーグMVP(11年)に選ばれるなど、今やメジャーを代表する強打者に仕事をさせず、グラブを叩いて喜びを爆発させた。

 六回にはアクシデントに見舞われる。先頭ゴメスの打球が右臀部(でんぶ)を直撃し、マウンド上でしばらくうずくまった。しかし、マウンドに駆けつけたコリンズ監督の心配をよそに笑顔で続投を志願。この回は結局、3者凡退で切り抜けて不安を感じさせなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動