あの松井秀喜以来いないともされる。昨年は東京ガスの石川(ロッテ)の抽選に敗れ、日本生命の小林を外れ1位で獲得。甲子園の奪三振記録を更新したドクターK・松井(楽天)の指名を回避している。
今秋のドラフト1位候補は、早大の有原(4年)を筆頭に、大学生の即戦力投手が中心。右ひじの状態が不安視される済美の157キロ右腕・安楽は現状ではその下にランクされているという。
が、大谷の剛速球を見せられれば、のびしろが大きい高校生スター候補生の指名にかじを切ってもおかしくはない。「大谷効果」で、巨人の安楽株が急上昇するかもしれない。