東邦・森田監督が語る「選手争奪戦」「強豪校監督逮捕」

公開日: 更新日:

――5人では少ないと…。

「枠の中でやらないといけないのは当然として、今年のレギュラーで特待生は5人もいないんですが、やはり私学には野球の才能を伸ばす環境があると思うんです。学校の経営に例えれば不況の昨今、ウチに来たいというお子さんが経済的な事情で公立に行くケースもある。才能の芽を摘まれることだってあると思う。そういう意味でも特待生枠というのは、制約になっている部分もあると思いますね」

――でも、東邦には「バンビ2世」といわれる藤嶋健人(1年)のように優秀な生徒がいるし、16回も甲子園に出ているじゃないですか。

「藤嶋は兄貴がウチの野球部にいた縁もあって来てくれましたが、今の3年生は、中学時代に多くの学校から注目を集めていた生徒が多いわけじゃない。優秀な生徒についてはもちろん、競合しますし、なかなか難しいんですよ(苦笑い)」

■「それ以上話すと怒られる」

――愛知に限らず、より条件のいい高校に持っていかれることもあるんですか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動