マキロイ大活躍で注目集めるSGDデータ
ティーショットの精度というと、フェアウエーキープ率というのがあるが、これは評価の基準がフェアウエーにボールがあるかないかだけ。例えば「ラフでも2打目が打ちやすい」場合はまったく評価されない。
加えて、フェアウエーキープ率だけを記録すると、OB、池ポチャをしたかどうかの情報も失われる。言い換えると、フェアウエーキープ率を上げるだけでは、ティーショットでスコアを稼ぐことは非常に難しいのである。
ティーショットではフェアウエーキープ率を上げることよりも、今回紹介したSGDの数字を上げることが、スコアメークにつながる。次回はティーショットを本当に評価できるSGDの算出方法について、じっくりと説明していこう。
(ゴルフライター・マーク金井)