寿司に肉に…新潟で「毒まんじゅう」バラまいた白鵬の腹の中
「横綱があんな太っ腹なところを見せるなんて初めてじゃないか」
その場に居合わせた協会関係者も目を丸くした。
14日に開幕する大相撲秋場所。注目は新大関の豪栄道だが、名古屋場所で痛めた左ヒザの状態が思わしくない。下馬評では白鵬(29)の優勝で決まりともっぱら。今場所勝てば九重親方(元横綱千代の富士)が持つ歴代2位の優勝31回に並ぶだけに、本人も気合が入っている。
そんな白鵬が意外な行動に出たのは、7月の名古屋場所後の夏巡業だ。
冒頭の協会関係者が言う。
「新潟での巡業後、白鵬がその場にいた協会職員や報道陣全員に、支度部屋で寿司とローストビーフを振る舞ったんです。全部で500人前。しかも、寿司職人を呼んで目の前で握らせるというパフォーマンス付き。新潟の新鮮な魚に、肉も高級だった。あれは1人前数千円はする。みんな<うまい、うまい>とバクバク食べていました」
■ケチでも有名
ワガママな言動に横綱らしからぬ振る舞いもあり、白鵬は報道陣のみならず協会内でも評判は良くない。優勝した名古屋場所後に出演したNHKの番組でもゲストから、ダメ押しや土俵下に落ちた力士を睨むなどの行為が「横綱らしくない」と非難されていた。