ファイナル直前 巨人原監督が自ら語った07年の“トラウマ”

公開日: 更新日:

 巨人は14日、15日に開幕するCSファイナルステージへ向け、東京ドームで最終調整を行った。「1点1点の積み重ねで接戦に持ち込みたい」と話した原監督(56)は、右の藤浪か左の岩田かと予想される阪神の先発投手について、「まあ、右か左かというところ。新聞の先発予想を見ながら(オーダーは)明日決めるよ」と笑い飛ばしてみせた。

 リーグ優勝の巨人には1勝のアドバンテージがある。阪神との対戦成績は13勝11敗と五分だが、勝負どころの8月以降は7勝2敗。巨人の絶対的有利は揺るがない。時間もたっぷりあった。そんな余裕から、どちらの投手でも大丈夫という余裕がにじみ出ていた。

 指揮官は練習を見守りながら報道陣と談笑。かつてのCSの思い出話を切り出した。

「昔、(CS初戦で中日の)小笠原が投げてきたことがあった。想定していた3人には入っていなかった。今だから言えるけど、あの時メンバー表を見たスコアラーがぐちゃぐちゃにして下に叩きつけたんだ。しかも抑えられたんだよなあ」

■中日に出ばなくじかれ3連敗

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造