朝青龍が白鵬擁護 修正不能なモンゴル勢と世間の“ズレ”
今回の件は白鵬が会見を開いて、謝罪をすれば済む問題だった。それをバラエティー番組にゲスト出演した際についでのように謝り、それ以降はだんまり。反省の色がまるで見えないから騒動が収まらないのだ。
モンゴルの先輩力士である旭天鵬は「(千秋楽の翌日は朝)4時に別れた後、焼き肉に行ったみたい。飲みすぎていたんだろうし、悪気はないと思う」とかばったが、会見が午前中にあると知りながら明け方まで飲み歩くこと自体がおかしい。
白鵬は2日の健康診断も体調不良を理由に欠席。1日に「白鵬杯」という子供相撲大会が国技館で行われており、その打ち上げで深酒しすぎたからだという。そもそも、健康診断の前日に酒を飲むバカがどこにいるのか。横綱としての品格、態度以前に社会人として問題あり、だろう。
昨3日は成田山新勝寺で行われた豆まきに喜々として参加した白鵬。ある角界OBは「カネになるイベントにはご執心なんだよ」と言う。
「豆まきは謝礼金がもらえるから、力士の小遣い稼ぎにはもってこいのイベント。白鵬杯だって企業がスポンサーに付いている。一夜明け、会見や健康診断などは重要だけど、出席したって一文にもならないからね」
さっさとモンゴルに帰ってもらって結構だ。