常勝軍団なぜ? チーム在籍40年の重鎮が見た「中日の低迷」

公開日: 更新日:

「編成として、落合監督時代から世代交代の重要性は感じていました。ベテランの頑張りはありましたが、12年からの高木監督の2年間はまさに、チームの過渡期に差し掛かったと思います。ただ、野手にしても将来を考えてドラフトで指名もしてきた。06年は1位で内野手の堂上直倫、06年には希望枠で捕手の田中大輔(現オリックス)を指名した。田中は嶋(現楽天)よりも素材は上だと見込んでいた。11年には1位で高橋周平も獲得した。特に捕手については谷繁という大選手がいて、なかなか試合に出られなかったり、育てる難しさはありました」

――特に野手については、落合監督時代からレギュラーを脅かす若手、中堅野手がなかなか出てこないといわれていました。

「野手は大島、藤井、平田らは頑張っていると思う。監督も勝つためには力のある人を使うはずだし、出てくるやつはチャンスを掴んで殻を突き破るもの。それでいうと、高橋周平は周囲も才能を認めているし、開花してほしいと思っているけど、今年のキャンプではあまり目立った印象がなかった。キャンプで目立ってそのまま台頭するのが一番いいんですがね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった