OP戦首位のソフトB 「松坂抜き」の開幕ダッシュに現実味
オープン戦の首位が決定したソフトバンク。順調な仕上がりを見せる昨年の日本一チームに心配の種がある。メジャー帰りの松坂大輔(34)だ。
オープン戦3試合で1勝1敗、防御率3.75。6回3失点だった17日のロッテ戦は、初回に4連打を浴びるなどピリッとしなかった。そして18日にはインフルエンザB型に感染したことが判明。開幕4戦目に予定されていた先発を回避せざるを得なくなった。
工藤監督が「ローテを見直さないといけない。バックアップの投手を準備しておく」と話せば、佐藤投手コーチは「(発熱によって)関節も緩むし、戻ってきて、ハイどうぞというわけにはいかない。ファームで何回か投げてもらわないと」と話し、初登板は4月中旬までズレ込む可能性もあるという。
が、松坂がいなくてもソフトバンクは痛くもかゆくもない。先発は開幕投手の摂津を筆頭に、スタンリッジ、中田、大隣の4枚に加え、武田、東浜ら若手もいて頭数は揃っている。リリーフ陣も若手成長株の飯田、森福、サファテらが控えている。ソフトバンクのOBが言う。