田中将大の右肘をMLBが徹底分析 「PRP療法」本格調査へ
現在、PRP療法から復帰した投手の再発防止策は確立されていない。好投手の長期離脱を少しでも減らしたいMLBは、今季から本格的な調査を開始する予定だ。肘の故障から復帰した投手が先発する試合に医師や理学療法士、スコアラーなどの専門家を派遣。投球フォームや球種、登板間隔など詳細なデータを集めて、肘の故障、再発との因果関係を究明するという。
昨季、多投したスプリットを減らし、今季からツーシームを取り入れるなど投球スタイルを変えている田中は、MLBにとって理想的なモデルだ。今季、ヤンキースの開幕投手はMLBに徹底分析されることになる。