チェルシーがオファーの武藤 即レンタル濃厚もう一つの理由
■オランダには“チームメート”が3人も
その抜け道となるのがオランダである。英以外の欧州各国リーグで1年間プレーした後、特例の形で労働許可証を取得するのだ。
「チェルシーと友好関係にあるクラブがオランダにある。1部中堅のフィテッセです。武藤はロンドン経由でオランダに赴き、フィテッセの一員としてプレーする。そこで実績を残し、英移民局が特例として労働許可証を発行してくれるという算段です」(前出の記者)
現在、フィテッセのトップチームの登録選手は22人。その中で背番号2のDFワラシ(20=ブラジルU-20代表)、背番号6のMFマクイクラン(22=イングランドU-21代表)、背番号27のDFトラオレ(19=ブルキナファソ代表)が、チェルシー保有選手である。
武藤は“チェルシーのチームメート”たちと一緒にフィテッセでプレーし、16-17年シーズンからチェルシーのトップチーム入りを目指す。