清宮欠場にスカウト指摘「ドタバタ走りが膝に負担をかける」
代表初のスタメン落ちとなった。
前日の試合中に左膝の違和感で途中交代した清宮幸太郎(早実=1年)は、雨天で2時間15分遅れでスタートした1日のメキシコ戦を欠場。清宮は「出たいのはあったが、チームプレーも大事。(スーパーラウンドが開幕する)明後日以降はもちろん出たい。少しでもチームの役に立ちたい」と前を見据えた。
西谷監督は、「朝、治療が終わった段階で今日は出さないと伝えた。本人は大丈夫ですと言っていたが、無理をするところではないし、いろんな選手を使いたいのもある」と、スタメン落ちの意図を語った。今後は2日に行われる全体練習などで膝の状態を見ながらの起用になりそうだが、ネット裏のスカウトは膝の違和感についてこんな見方をしている。
「清宮は184センチ、97キロ。ただでさえ体が大きく重たい上に、走り方に安定感がなく、ドタバタした感じに見える。これが膝に負担になっているのかもしれない。もう少しスムーズに走れるようになれば、走力もアップするし、膝や腰への負担も軽減されるのではないか」
本人はこの日、「膝と腰は大きな体の選手が壊す箇所だから注意してやっていきたい」と言っていた。さらに成長するには、走り方も一つのポイントになりそうだ。