エース内村に陰り? 体操日本男子37年ぶりも“薄氷”の団体V
自らのミスに加えて中国の失速もあっただけに、試合後の内村の表情は冴えなかった。
これまで目標としてきた団体制覇にも「鉄棒は最後に決めて(金メダルを)取りたかったので、また課題ができた。正直言うとミスをしたので勝てなくても仕方ないかなと思った。団体で金を取れたけど、内容が伴っていないので納得できないです」と反省の弁ばかり。
来年のリオ五輪では04年アテネ以来の団体金の期待がかかる。今大会は白井ら大学生の活躍もあったが、ベテランのエースに陰りが見え始めたのは日本にとって不安材料と言えそうだ。