Sスケート女子躍進 選手が「目からウロコ」の練習法とは
「日本人アスリートは練習で100%近く出してしまう。あれでは本番でフルに力を発揮することはできませんよ」と、在米ジャーナリストのイチロー・桜木氏がこう言った。
「メジャーリーガーがいい例です。中4日で投げる先発投手が登板間のブルペンで力を入れた球を投げていては、本番でベストなピッチングをすることも、シーズンを通して良いコンディションを維持することもできません。けれども日本人選手は根がマジメなのか、練習でできないことは本番でもできるわけがないと思い込み、登板間だろうと自分が納得するまで投げ込んでしまう。肩やヒジを壊した松坂が典型です。アメリカ人投手はブルペンで投げないのもいるし、投げるとしても3割から4割の力しか出さない。むしろ練習でため込んだ力を、どうやって本番で100%発揮するかを考えます」
日本人選手はまず、頭の中身を変えなければならないようなのだ。