最多敗戦投手は? 2016年「裏タイトルホルダー」徹底予想
■すでに6併殺
ここはひとつ新井の11年以来の併殺打王返り咲きと予想。オープン戦でも早くも6併殺と物凄いペースで量産中だ。パは内川の連覇もあり得る。ファーストへのコンバートで打席も増えそうだし。しかしここは穴狙いで楽天の新外国人・アマダーと予想。メキシカン・リーグの2冠王が思う存分打ちまくればの話だが、この体重135キロの右の大砲がシーズン出続ければ、ニュー併殺打王の可能性十分だ。10年の金泰均(ロッテ)の併殺打王を的中させた私である。アマダー、年俸が3000万円と格安なのがちょっと気になるが。
■阪神から続出
続いて最多敗戦部門だ。セは12年の岩田、14年、15年は能見と、近年は阪神がタイトルホルダーを輩出しているのだけど、これはどういうことなんでしょうね。少し負けたくらいではローテーションを外したりしないというベンチからの信頼がそうさせているのか、はたまた野手陣が終盤に逆転して先発投手の負けを消すということをあまりやらないチームカラーだからなのか。いずれにせよこの悪しき伝統は今年から断ち切り、去年、規定投球回数に達した投手がゼロだったDeNAあたりから立派な最多敗戦投手を出してもらいたい。昨年、21試合に登板し、5勝8敗だった井納翔一などは可能性十分と見るがどうか。