イチロー3000安打に暗雲 同僚好調で“第5の外野手”降格も

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 マーリンズでは選手層の薄さを補うため、内外野併用の選手が少なくない。ユーティリティーとしての起用が有力視されるギレスピーもそのひとり。外野3人や一塁のデトリッチが休養する場合には、イチローではなくギレスピーが優先的に起用されるとみられる。外野はもちろん一塁も守れるギレスピーがこのまま好調を維持すれば、イチローはやがて「5人目の外野手」に転落する。そうなれば当然、出場機会は激減する。

 今季から指揮を執るマッティングリー監督はただでさえ、イチローの起用に消極的。キャンプ序盤には「イチローが昨年のように(チームトップの153試合に)出場すれば異常事態だ」と話したほどだ。

 残り65本に迫るイチローのメジャー3000安打は来季に持ち越しになりそうな雲行きだ。

 この日のイチローは遠征に参加せず、マイナーの練習試合に出場して9打数3安打1四球だった。

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