緊急登板でプロ初勝利 阪神・青柳のアマ時代は“超無名”

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 大学はプロ野球選手出身者が少ない帝京大。しかも、3年時には右肘を手術している。パ球団のスカウトは「高校時代から調査をしていたが……」と、こう言う。

「中継ぎタイプという評価だった。球威はあるし、変則フォームで打者はボールの出どころが見づらいと思うが、この日の試合で5四死球を与えたように制球に課題があった。中学時代に右肘を痛め、骨盤を骨折したというし、大学時代も右肘を手術している。なかなか評価をあげることができなかったのが正直なところです」

 低評価を覆して価値ある1勝を挙げた青柳は、10歳の時から女手ひとつで育てられたという。年俸720万円。親孝行はこれからだ。

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