復帰戦で初左翼…“3ない”ギャレットに巨人ナイン戦々恐々
巨人のギャレット・ジョーンズ(34)が10日のソフトバンク戦で一軍に昇格した。「7番・左翼」で出場。開幕から二軍落ちするまでは一塁だったが、この日は初めてレフトの守備に就いた。
普段は阿部が一塁を守るため、ギャレットは二軍調整中に左翼の守備に入り、準備をしていた。が、助っ人のレフトは春季キャンプで一度“失格”の烙印を押されている。ある選手がこう言う。
「キャンプのシートノックで守った時に、ひどすぎて“クビ”になったんですから。この時、あるコーチは『ギャレットはやっぱり一塁だな』と言っていた。二軍戦でレフトを守ったといっても走れない、捕れない、投げられない。打球がレフトに飛んだら、ヘタすれば走者は全部回っちゃう。交流戦が終わってリーグ戦再開のタイミングで阿部さんが捕手に復帰するというウワサがあるけど、早くマスクをかぶって欲しい。そうすればギャレットは一塁に入れるでしょう」
阿部がなかなか捕手をやらない。二軍で長いイニングを守っておらず、ぶっつけ本番になってしまうからだ。要するに、肩痛の影響がまだあるということだ。