“捕手難”巨人が再アタック 楽天・嶋のFA獲得は争奪戦必至

公開日: 更新日:

 ドラフトや外国人補強でいきなりどうにかできないのが捕手というポジション。高橋監督が内心、小林を見限っていようが、育てたいと思っていようが、「レギュラー」もしくは「競争相手」は、FAで獲得するしかない。嶋は喉から手が出るほど欲しい捕手なのである。

■2年前にフラれた過去

 日本テレビ関係者がこう明かす。

「そもそも今の正捕手の相川は、14年オフに嶋の獲得に失敗した後に小林のサポート役としてヤクルトから獲得した選手。この年、巨人はFA権を取った嶋の獲得調査に乗り出して、関係者の間で一時は巨人入りが確実とみられていたのに頓挫した。なぜか球団外の人間や他球団OBが嶋を巨人に入れようとウロチョロしたことで、嶋サイドの心証を害したなど諸説あるが、巨人の幹部は当時とは代わっていて、体制が変わったと説明しやすい。嶋は嶋で大久保前監督時代にチーム内で囁かれた三木谷オーナーとの関係が必ずしも改善されていないようですから」

 岐阜県出身。宣言すれば、日替わり捕手に悩む地元・中日なども黙っていないだろう。争奪戦は必至な情勢だ。

 貧打解消のためにオリックスの糸井らをマークしつつ、日本一の捕手も改めてリストアップする。投打両面の弱体化が著しい巨人。今年のオフは嵐が吹く。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した