パットに苦しむも…松山英樹がメジャー自己ベスト「4位」
前半は無難にパーセーブを続けて、7番3メートル、9番2・5メートルのバーディーチャンスにつけながら決められない。折り返して11番で4メートルを沈めて初バーディーを奪う。サンデーバックナインの猛チャージ点火か、と思われたが、直後の12番でも2メートルのチャンスがカップインしない。
ドライバー、アイアンとピンを狙うショットは完璧だったが、スコアを伸ばす肝心のパットが入らない。そんなイライラは13番5メートル、14番2メートル、15番4メートルと何度も続き、ボールはカップをのぞきながらわざとよけるようにそれてしまう。
17番パー5は3打目がピン奥1メートルに落ちるとバックスピンでカップに向かった。今大会2度目のチップインイーグル達成か、と思われたが、カップをなめてピン手前1・5メートルまで戻ってしまうと、その短いバーディーパットも入れることができなかった。
最終18番でやっと2つ目のバーディーを決めて通算9アンダーでホールアウト。4位フィニッシュは、2015年マスターズ5位を更新するメジャーベスト成績となった。
■松山の話「今週はショットが悪かったけれど、4日間でいい形になってきた。これを生かして次の試合で頑張りたい」