県大会V6中 作新学院・小針監督に聞く「安定成績」の秘訣
――99人の部員のうち、90人以上が地元栃木の出身。なりふり構わず全国から選手をかき集める強豪校もありますが、地元志向があってのことですか?
「基本的には来てくれた選手を大事にするという考えですが、地元代表として応援してもらい、後押しをしてもらっていると感じていますし、地元の選手が集まって野球をやるということは、理想としてはありますね」
――12年には部員による暴行事件もありましたが、作新はOBも多いですし、勝ち続けることで監督の足を引っ張ろうとする人もいるのでは?
「(表情を変えることなく)私自身、常に謙虚に初心を忘れず、自ら立てた目標に向けて精進するよう心掛けています。私も選手も日々、挑戦の毎日で一日一日を大事にし、野球と自分たちと向き合うことが大事だと思っています」