スターも容赦なし ラグビー日本ジョセフ新HCは規律徹底派
自身の方針を理解させるため、代表候補選手とは何度も対話を重ねる一方、考え方が合わなかったり、方針に従わない選手は容赦なく切り捨てる。15年にSR優勝に導いたハイランダーズでは、スター気取りでチームの和を乱したり、規律を守らない選手は世界一といわれるオールブラックス(ニュージーランド代表)のメンバーですら公式戦で起用しなかった。しかも、オフにはフロントに再契約を見送るようにと進言したこともあったという。
15年W杯で一躍、注目を集め、バラエティー番組に引っ張りだこになるなど、勘違いしている日本代表選手は少なくない。
「我々の目標はあくまでも19年のW杯で結果を残すこと」と話すジョセフ新HCのもとでは、トップ選手もうかうかできない。