ハリル監督は背水の陣 タイ戦勝っても内容次第で解任ある

公開日: 更新日:

■引き分けでも…

 タイに勝って、初戦UAE戦逆転負けの悪夢を払拭したいハリルホジッチ監督だが、その首筋の周辺にはヒンヤリとした空気が流れているという。

 タイ戦に負けないまでも、引き分けて勝ち点1止まりだったり、勝っても試合内容がイマイチだった場合、指揮官のクビが飛んで「最終予選中に指揮官交代という非常事態を迎える可能性は十分にある」と話すサッカー関係者が、「これは日本代表に限った話ではないが……」と前置きした上で、さらに続ける。

「勝っているうちはもちろん、チーム内の雰囲気は良好ですが、勝てないと一気にギクシャクしてしまうのは当たり前。その際、監督と主力がミーティングを通して一体感を醸成しようとするものだが、どうしても通訳が介在するので真意が伝わらないこともある。これは前任者のアギーレ、その前のザッケローニの時も同様。サッカー協会関係者は『いろいろな局面においてハリルホジッチと選手との意思の疎通が図れておらず、このことが不協和音の温床となりかねない』と危惧している」

 協会関係者は、すでに後任リストを用意しているというのだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭