自己評価真っ二つ 8位タイ浮上の松山・石川に微妙なズレ
「石川は10番パー4で1.5メートルのパーパットをお先に打って外した。石川が先にパーを決めることができれば、松山が思い切ってバーディーを狙えると2人で事前に打ち合わせたのだろう。だが、確実に入る距離ならまだしも、あの状況では絶対にマークしておくべきだった。石川の3パットボギーで、松山もチャンスだったバーディーが決められなかった。団体戦での戦い方がわかっていないのではないかと思う。とくに石川はクラブをしっかり振り切れずに、球がつかまっていない。それも松山に悪影響を及ぼしているのかもしれない」
本来なら世界トップレベルの松山が攻撃に徹して、石川が守りのゴルフというのが団体戦での役割分担のはずだ。石川も「英樹に攻めてもらいたい」と語っていたが、短いパーパットを外しているようでは松山もアグレッシブなプレーができない。2人のゴルフのかみ合わせにズレが生じている。