JGTOでもトーナメントディレクターが「目的外のパッティンググリーン」か「スルーザグリーン」を決めるなど、大会によってルールが違っていた。
日本のゴルフルールの総本山である日本ゴルフ協会が、これまでプロ大会でのいびつな状態を放っておいたからアマチュアへのルール啓蒙が遅れ、ルールトラブルが多発していた。同じ競技でルールが2つあればプレーヤーは混乱して当たり前だ。
東京五輪のゴルフ会場は、女性差別問題で揺れており、それもJGAが五輪憲章の男女平等を知らなかったわけだが、ルールにダブルスタンダードが存在するとなれば、こちらも世界から批判は避けられない。そうならないうちに手を打ったともっぱらだ。