マスターズ出場狙う谷原秀人 慣れない“海外行脚”に大苦戦

公開日: 更新日:

 評論家の宮崎紘一氏が、「50位以内入りの目安はあと10ポイントですが、海外では日本ツアーのようにポイントを稼ぐのは難しい」と指摘する。

「谷原は日本ツアーで昨年3勝して、それだけで48ポイント(16×3)を獲得しました。16ポイント稼ぐには今週の米ツアーではトップ5前後に入らなければ無理。48ポイントならメジャーで単独3位になっても届かない。つまり日本ツアーの優勝ポイント配分はまだまだ選手レベルから見たら高いのです。だから海外で苦労することになる。普段、筑波山に登っているハイカーが、突然エベレストを目指すようなものでしょう」

 谷原が最もポイントを稼いだのは06年全英オープン(5位)の22ポイントで、それ以外の個人ベストパフォーマンストップ20は日本ツアーでの成績だ。つまり海外での実績がなく、世界でWRを上げようとしても無理があるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇