8年目に結果が 虎・秋山“再ブレーク”に指揮官の方針転換
「『自信』を身につけたことでしょう。二軍では良くても一軍のマウンドでは慎重になりすぎていた。ストライクゾーンの四隅を狙いすぎて腕は縮こまり、自らカウントを悪くする悪循環。フォームをコロコロ変えて、直球も最速130キロ台に落ち込んだ。それが昨秋あたりからしっかり腕を振れるようになり、ストレートは140キロ台後半を計測。キレが出てきた。阪神は金本監督が就任するまでは、短所を改善することに重点を置きがちだった。秋山はもともと力のあるストレートを持っていたが、小さくまとまっていた。投球フォームが固まったなど技術の進歩もありますけど、金本監督の長所を生かすという方針が、秋山のメンタル面に好影響を与えた部分も大きいと思います」
チームの勢いに乗って、飛躍の年にしたい。