引退レース2冠へボルトが意欲 「勝つ自信は十分ある」
陸上男子100メートル(9秒58)、200メートル(19秒19)の世界記録保持者であるウサイン・ボルト(30)が1日(日本時間2日未明)、世界選手権開幕(4日、ロンドン)を前に現地で会見。
世界最速男の称号を得ただけに「自分が達成したことに満足している。自分で現役引退を決断できるのは幸せ」と改めて今大会が最後のレースになると明かした。
今大会は200メートルにはエントリーせず、100メートルと400メートルリレーの2種目に絞って出場する。引退レースに向けては「勝つ自信は十分にある。最後の大仕事を成し遂げたいね」と2冠獲得に意欲を見せた。今大会で2つのレースで優勝すれば、世界選手権通算13個目の金メダルを手にすることになる。
ロンドンで最後のライトニングポーズを披露できるか。