大谷獲り交渉一番乗りはジャイアンツ 監督とMVP捕手同席
二刀流の口説き落としにナ・リーグ西地区の名門球団が真っ先に動いた。
大谷翔平(23)が最終候補に選んだとされる7球団のうちの一つであるサンフランシスコ・ジャイアンツが面談したと、NBCスポーツ・ベイエリアが4日(日本時間5日)に伝えている。
記事によれば、大谷とジャイアンツは同日午後、ロサンゼルス市内で交渉。ジャイアンツは球団を挙げて誠意を示すためか、交渉にはラリー・ベアCEO(最高経営責任者)、ブライアン・セイビアン強化担当副社長、ボビー・エバンスGMらフロント陣の他、ブルース・ボウチー監督、12年のナ・リーグMVPでメジャーを代表する捕手の一人であるバスター・ポージーも同席したという。
1日にNBCスポーツの取材に応じたボウチー監督は大谷を先発ローテーションに入れ、登板がない日は外野を守らせるという具体的な起用法を明言。同監督は「この男(大谷)は特別な存在だ」とし、「彼は先発投手が務まるし、年間300~400打席を見込める可能性がある。来季はスケジュールを見ながら、休養日を設けるだろう。それで、少しは彼の負担も減るはずだ」としている。
なおMLB公式サイトによれば、今後はカブスとレンジャーズの2球団が交渉する予定だという。