大和がFA移籍…金本阪神は人的補償でDeNAの投手に照準
阪神の金本監督はすでに、目星をつけているかもしれない。
大和がDeNAにFA移籍したことを受け、阪神はその見返りとして人的補償を検討している。球団内では「投手を狙う」との声も出ており、阪神が正式に人的補償を求めた場合、今月中に28人のプロテクトリストが届くことになっている。
投手では今永、山崎、野手では筒香、宮崎ら主力に加え、高卒1年目の細川など若手有望株はプロテクトされるだろうが、「28人」の当落線上には、金本監督好みの選手がいるという。
「投手なら、ボールに力があり、先発のできる選手を獲得したいのではないか。12年ドラフト2位の三嶋一輝(27)は先発経験があり、球が速い。面白いのは15年ドラフト2位の熊原健人(24)です。2年目の今季は3勝を挙げたが、まだまだ成長途上。球の力が強く、ポテンシャルは高い。阪神の今秋ドラフト1位右腕・馬場皐輔と同じ仙台大出身というのも、後輩指導という点では都合がいい」(阪神OB)
一方、「投手を狙う」と報道された以上、DeNAが投手を厚めにプロテクトするケースも考えられる。さるパ球団の編成担当はこう言う。