ロッテ打線を手玉 オリ助っ人アルバースはモイヤーの再来

公開日: 更新日:

「(捕手の)若月のリードが良かった。その通りに投げられた満足感もある」

 こう言って笑顔を見せたのが、オリックスの新助っ人、アルバース(32)だ。15日のロッテ戦に先発し、6回3安打1失点の好投。チームトップ、リーグ2位タイとなる5勝目(1敗)を手にした。

 08年ドラフト10巡目(全体315位)でパドレスに入団。なかなか芽が出ず、独立リーグや韓国球界の経験もある。昨年のWBCにはカナダ代表選手として出場。8月にブレーブス傘下3Aからマリナーズに移籍し、5勝1敗、防御率3・51の好成績を残した。

 スポーツライターの友成那智氏は「オリックスは掘り出し物を得た」と、こう言う。

「アルバースは直球こそ140キロそこそこだが、ほぼ同じ球速のシンカーを武器にする技巧派左腕です。昨季はフォーシームが投球の32%、シンカーが33%、スライダーが19%、チェンジアップとナックルカーブが8%ずつ。緩急をつけるのがうまく、MLBの実況では、『まるでモイヤーだ!』と言われたこともある」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭