全米女子プロ選手権 畑岡は足踏みパープレーもV圏はキープ

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「風が強くてティーショットがブレて、思うようにパットが出来なかった。オーバーパーではなく、イーブンパーに戻して終わったのでよかった」(畑岡)

 フェアウエーキープは初日の10ホールから8ホールへと曲がりだし、パーオン逃しも初日の6ホールから8ホールへと不安定になっていた。

 インパクトで左膝を力強くジャンプする畑岡のスイングには下半身の粘りが欠かせない。ところが9番、11番と2ホールでティーショットを右の林へと大きく曲げたのも下半身の安定感を欠いて、ボールのつかまりが悪くなっている証拠だ。

 この日は上位陣もスコアが伸びずに、ホールアウトした選手では通算6アンダーにパク・ソンヒョン韓国)、ユ・ソヨン(同)、B・ヘンダーソン(カナダ)の3人が首位に並び、3打差の畑岡はV圏につけているといえる。

 試合が大きく動くムービングサタデーにチャージをかけたいところだ。

 その他日本勢は、上原彩子が2オーバー、横峯さくらは3オーバーで予選通過圏内につけている。野村敏京は9オーバー。

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