サッカー日本代表 森保全権監督の前途多難とベンゲルの影

公開日: 更新日:

 森保次期監督には「母国開催の東京五輪でのメダル獲得」という重要なミッションが課せられているのは言うまでもないが、A代表の主力を担う海外組の現地視察なども重要な役目となる。しかし、五輪の仕事に忙殺され、どうしても「信頼の置けるスタッフ」に任せることになるだろう。 

「就任会見では話題にならなかったが、英プレミア・アーセナル前監督のベンゲルを<欧州在住の日本代表テクニカルディレクター>という役職に付け、海外組の状態を見てもらったり、欧州各国との試合をマッチメークしてもらったり、そういう役回りをお願いしようとJFA田嶋会長は考えている」(前出の放送関係者)

 ベンゲル前アーセナル監督は名古屋で指揮を執ったことがあり、日本に対する造詣も深い。

■目の上のタンコブになる恐れも…

 一方で森保次期監督にしてみたら「試合で下手を打った場合、ベンゲル代表監督待望論が沸き起こり、自身の立場を危うくする」存在にほかならず、目の上のタンコブとして仕事に差しさわりが出てくるだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動