阪神・西岡が退団 故障連続でも在籍6年で10億円だったワケ

公開日: 更新日:

 よく6年間も面倒みていたものだ。

 阪神西岡剛(34)が2日、自身のインスタグラムを更新し、今季限りで退団することを発表した。前日に球団から来季の契約を結ばない旨を通達されたという。

 2012年オフに米ツインズから阪神入りし、1年目こそ122試合に出場したものの、あとの5年間は故障の連続。今季もここまで23試合、打率.132、1打点とサッパリだ。

「最も大きなケガは16年のアキレス腱断裂です」と、在阪テレビの関係者がこう続ける。

「7月20日の巨人戦の二回に同点適時打を放って一塁へ向かう際に転倒し、左アキレス腱を断裂。後半戦を棒に振った。西岡はその前年もケガで50試合にしか出ておらず、14年もたったの24試合。オフには解雇されても仕方がない状況でしたから、リハビリ中に引退の2文字が頭をよぎったそうです。そんな時、金本監督から『しっかり治せよ。来年のキャンプでしごいてやるからな』と言われ、うれし涙を流し、約2000万円の減俸で契約更改。昨年は金本監督が二塁のレギュラーとして考えていたが、結果を出せなかったことが本人と監督にとっては悔やまれることでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…