2度のV3支えた山口引退で 巨人がFAで狙う“強い選手”の名前

公開日: 更新日:

■原氏は「強い選手が欲しい」が持論

 オフの国内FA市場は、広島・丸と西武・浅村が目玉候補。巨人は丸の動向を注視しているが、投手では今季10勝(13敗)でFA権を行使することが濃厚となったオリックス西勇輝(27)である。

 10年間で74勝。三重・菰野高出身で先発投手の駒不足にあえぐ地元中日阪神は獲得に乗り出す方針を固めている。そこに巨人が加わる可能性が出てきたのだ。

「新監督の原さんの意向を受けた巨人が殴り込んできそう。西は年齢的にまだ若く、長く2ケタ勝利が期待できる。何より故障離脱が少ない点が評価されています。原監督は昔、『うまい選手はいらない。強い選手が欲しい』と選手に言ったでしょう? 西はまさに原さん好みの『強い選手』。西の方も巨人の菅野に弟子入りしていて毎オフ、ハワイで合同自主トレを行う仲。菅野を通じて聞く巨人のイメ―ジはいいようで、巨人が参戦すれば有利かもしれません」(球界関係者)

 1、2次政権の計12年間で12人をFA補強している原次期監督。新体制で臨む予定の25日のドラフトの次の仕事は、FA補強になるかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動