“中継ぎエース”マエケンを悩ますブルワーズの強打と機動力
今季30盗塁のケイン外野手を筆頭に、俊足の選手が少なくないだけに、競った試合での終盤には機動力を絡めてくるのもブルワーズの特徴だ。
「レギュラーシーズンでは勝負どころで足を絡めた攻撃で得点につなげ、接戦をものにするケースが目立った。前田は当然、七、八回を任せられるため、敵将が仕掛けてくるはずです。捕手のグランダルは今季、盗塁阻止率.278とフットワークが悪かった。ブルワーズに足でかき回される可能性もあるだけに、前田は不用意に走者を出さないことを心掛けるべきです」(友成氏)
前田にとっては気が抜けないマウンドになりそうだ。